このサイトは、私の経験した中小企業診断士資格取得までのプロセスと、一次試験を中心とした過去問の掲載をメインコンテンツとしています。
私は、中小企業診断士の資格取得を志してから市販のテキスト、ネット情報、WEBサイト等をフル活用して独学で勉強し、受験を通じて学んだ事や得たことが非常に多くありました。
そうして得たせっかくの知見について
“これは自分の中だけの知識として持っておくのは勿体ないな。”
なんてこと思いつきまして、こうして拙いながら挑戦の記録として公開してみようと踏み切った次第です。
また、そんなことを思い立つと同時に、自分が勉強していた際に
“こんなWEBページがあれば勉強に役立つのにな。”
という点から過去問パートも立ち上げることにしました。
受験生の皆様にはぜひ通勤やちょっとしたスキマ時間のお供にご活用いただけるようなサイトにしたいと考えています。
現在までに一度でも試験を受験されたことがある方、また、これから受験しようとしている方はもちろんのこと、どんな試験なのか興味を持ち始めた方を中心にご一読頂きまして、中小企業診断士の魅力や面白みを感じてもらえたらと考えています。
(目次)
そもそも、なぜ国家資格へ挑戦しようと思ったのか?
正直なところ、きっかけは一つではなく複合的な要因でした。
- 所属企業にて昇進し管理職へ
- かねてから経営目線で考えるにはどうしたらよいか?と考えていた事
- 本格的な国家資格に挑戦したい気持ちがあった事
- 将来的に独立なども考えていた事
などが挙げられます。
要するに、人生が中盤から後半に差し掛かってきて悩んでいたということですね。笑
また、同時期にプライベートにおいても自分自身が父親になる事が判明したため、産まれてくる子供のためにも「ちょっとカッコイイ(=尊敬できる)親父になっておきたいな。」なんて思ったのも、資格挑戦へ背中を後押ししてくれたように思います。
なぜ中小企業診断士を選んだのか?他の資格は?
先ほどの私自身の背景の部分と重複するのですが、一つは、経営者を目指すにあたって基礎となる知識を学びたかった事が挙げられます。
非常に専門的でコンサル系会社のスペシャリストのような境地までは至らなくとも、難関と位置付けられる国家資格の一つでもありますし、第三者からも診断士の力は理解頂きやすいものと考えました。
また、中小企業診断士については、難関資格ということで予備校や通信教材などを利用して資格取得を目指す方がいる一方で、独学で挑戦しています!独学で合格しました!といった方々も多数おり、これは“私でも挑戦すればできるんじゃないか?”という気持ちにもなり、モチベーションが高まった次第です。
なお、取得するぞ!というモチベーションになったのち、ネットを使って色々と資格に関する情報を調べてみると、一部では足の裏の米粒と揶揄されつつも、社会人が取得したいビジネス系資格の一位だといわれる等、そういった面でも多面的な解釈のできる面白みのある資格だなと感じた部分もあります。
他に検討した資格 … 社会保険労務士
労務管理のエキスパートである社会保険労務士も資格挑戦の候補として検討にあがりましたが、私自身が人事部門に長く在籍しており、実務作業のいろはから従事・習得していた身として、個人的な考えもあって“改めて挑戦するならば、新しい知識が欲しい!”という実績と志向もあった点などが、選択しなかった理由ではあります。
受験前の状況と、実際の試験受験結果
まずは、中小企業診断士試験に挑戦する前の私のプロフィールをご紹介します。
年 齢 : 30代前半
学 歴 : 関西の某私立大学 経済学部卒業
職 業 : 化学系製造業&子会社の商社における人事部門在籍(兼任)
資 格 : ファイナンシャルプランナー技能士、第一種衛生管理者など
語学力 : 英語でTOEIC 600~700点ぐらいの水準
性 格 : 要領は良いが浅慮せず、情報は吟味し、コツコツやる
その他 : 読書好き
このような感じで、中小企業診断士試験の受験者という目線でみると、一部の科目についてはアドバンテージがあるものの基本的には専門外のジャンルが多い状況でした。
実際に、中小企業診断士の勉強を始めると、学びの中で初めて見聞きする言葉も多くあり、解説資料とにらめっこしつつ頭を悩ませる時間も多かったです。
ちなみに、そんな私の勉強方法ですが…完全独学です!(笑)
尚、実際の本試験の結果としては、ストレート1発合格!…とはいかずに2019年の初受験の結果は、科目合格が4つ(経済学、運営管理、経営情報システム、経営法務)でした。
独学でもきちんと科目合格できた事、合格に至らなかった科目も反省点などが見えた事で翌年の2020年の試験では、残す財務会計、企業経営理論、中小企業政策の対策をしっかりと行った上で受験し、無事に1次試験合格に足るスコアを獲得できました!
このように、独学で学んだ事で上手くいったことも上手くいかなかったことも両方を体験したことをもとにして、苦労した点・失敗した点、こうしたらもっと良い方向に進むんじゃないか?といった点について分析し、挑戦の記録としてまとめてみたのが本記事です。
長々とした前置きになりましたが、次で本題に入っていきます!